源太くん,お花見をする
(2004.04.11)


 半月前はゲレンデで華麗?に滑っていたのに,今年は春の訪れが早かった。桜も例年より一週間以上早く開花となりました。・・・・まだ桜の花を見たことがなかった源太くん。生(なま)桜を見に近所の某学校校庭へ行きました。

 開花はしたものの,八分咲きってところでしょうか?それでも花は十分にきれいでした。・・・・その美しさに,思わず手を伸ばす源太くん。「これ,食べられないの?」肉食獣の自覚はないのか,源太くん?
 ちなみに,桜の花を愛でるために育てるのは日本ぐらいだそうで,外国ではあくまでも実(サクランボ)を穫るために桜の樹を育てているそうです。もっとも,最近では海外でもソメイヨシノを観賞用に植樹する所も増えてきているそうですが。

 「どうせなら,にぎやかな所での花見も経験したい」ということで,花見の名所の1つ『仙台西公園』へ雪崩れ込みました。午後4時頃だというのに,既にものすごい人出でした。

 源太くんとすれ違い様にタッチしていく子,握手を求めてくる子,抱きついてくる子・・・・お子さん方はまずまず礼儀正しい(?)対応でしたが,すっかりできあがってしまった大きいお友達は,いきなり尻尾引っ張ったり,マフラー引っ張ったり,挙げ句の果てには首を引っ張ったり・・・・・・源太くんは“おもちゃ”ぢゃないんだから,首が外れたりはしないんだってば!!
 「あれ,ディズニーの熊だよなぁ」と指差すお兄さんもいました。“熊”ですか?いままで「オオカミ」だの「トラ」だの言われたことはあったけど,「熊」はないでしょう,「熊」は!?

 きれいな“おねいさん”と一緒に。まさに両手に花状態。ちょっと嬉し恥ずかしドキドキ状態の源太くん。(桜の花を見に来たんぢゃないのか?)

 ウサギなおねいさん発見っ!!・・・・「目立とうと思ってこの格好で来たのに。負けたぁ〜」って,勝負しに来たわけぢゃないんだから。花見よ,花見!!
 肉食獣にもかかわらず“鳥目”な源太くん。そんなわけで,夜桜見物はできませんでしたが,近所の学校の校庭で約30分,西公園で約1時間花見をすることができました。西公園では「もしかして,警察の方ですか?」と数人の方から声を掛けられました。・・・・・・こんな格好でパトロールする警官はいるんだろうか?・・・・・・もっとも,パトロール中の(ちゃんと制服を着た)警察の方とすれ違いざまに敬礼し合ったから,そう思われたのかも。 それにしても,お花見に来ている人達ってとてもおおらかで,突然“ケモノ”が現れても全然動じないのね? やっぱり「場」の雰囲気ってやつですか? 源太くん,すっかり馴染んでいました。(ただ,冬のゲレンデならいざ知らず,花見会場での1時間獣化は,体力ギリギリでした・・・・・・)