● IGUAN テクニカルデータ
全長:10.4m  全高:8.2m  重量:23.6t  最高速度:200Km/h
主な武装:小口径レーザー機銃×2,フレキシブルスラスターバインダー,小口径荷電粒子ビーム砲×2,2連装AZ機銃,4連装インパクトガン,クラッシャーバイス

こんにちは,ゴドスの従兄弟のイグアンです。10数年ぶりにゴドス兄さんと共に再版されて,とても喜んでいました。兄さんはアニメの方でも(やられ役として)大活躍していたので,「僕も早くテレビに出て大活躍したいなあ〜」と思っていました。でも,結局僕の出番はありませんでした。パイルバンカーユニットなんていう武器まで作ってもらったのに・・・・・・(涙) その上,「売り上げが悪い!」とTOMYのおぢさんにまで叱られて,生産も中止されてしまいました。アニメに出してくれなきゃ,売れるわけないぢゃん!そう言っても,「言い訳するな!」と逆に怒られてしまいました。しくしくしくしく・・・・・・(涙)



 ちょっと見ると,何も改造していない素組に見えるけど,細かいところに結構手を加えています。一番の目玉は,脚部です。 ゴドスを作ったとき,スカスカの内側がど〜しても気になったので,両足の外側を型取りしてポリパテで複製し,足の内側に張り付けています。重くなって,歩きにくいかな?・・・・と思いましたが,特に問題なく,スムーズに歩きます。また,腕の内側,腰の両側に付いている放熱板(?)の裏側にも,プラ版やプラパイプでディティールアップしています。塗装は,オリジナルカラーよりも暗めの色で塗っています。全体を塗り終わったあとに,薄く銀を吹いて金属感を出し,銃口や放熱フィン付近には赤鉄色を吹いて,焼けた感じを出しました。デカールは付属のものは使わず,1/72の戦闘機の余ったデカールを流用し,それらしく張り付けました。



(左上)小型帝国軍ゾイドはコクピットが共通のため,このイグアンを始め,ゲーター,ヘルキャット等の頭部は,突き出た板の上に頭が「ちょこん!」と乗っかっている形をしています。これが,横から見ると,バランスが悪く,とても格好悪い。 そこで,コクピット・首の突起を削り,コクピット後部にポリキャップを仕込み,首側に取り付けたプラパイプにつなげるようにしました。これで,自然に見えるようになりました。
(右上)フレキシブルスラスターバインダー(名前長すぎ!)の裏側も,バインダーを開いたときにスカスカでみっともないので,プラパイプやプラ版,プラ角棒などで,それらしくディティールアップをしています。



(左上)このイグアン,装甲や武器がゴテゴテと付いていて格好いいのですが,正面から見ると,とても細く見えて,ちょっとカッコ悪〜!(着やせするタイプなのね?) 一番上の写真のように,斜め前から見るのが格好いいのですが,個人的には後ろ姿が好きです。装甲や武装がよく見えて,何かとても強そうに見える!
(左上)恒例となりました記念撮影! お題「従兄弟のお兄さんと」

=よく考えたら,初めてまともに作った帝国軍ゾイドだね?=

(2000.8.9)